受託サービスCUSTOM SERVICES

オミクスヘルプ部門

当部門では、主にメタボローム解析受託を行っております。お客様のご要望があれば、メタボローム解析以外にも、遺伝子発現解析などのゲノム情報解析を専門家と連携してサービスをご提供いたしますので、お問い合わせください。


メタボローム解析受託サービス

公益財団法人かずさDNA研究所の公式代理店として「メタボローム解析受託サービス」を行っています。メタボローム解析の専門家と連携しており、ご満足度の高いサービスを提供しています。

1)全てのお問い合わせにメタボローム専門家が対応いたします。
2)秘密保持誓約書をお送りしてから、詳細をお聞きします。
3)問い合わせは無料です。
4)お客様のニーズにあった解析内容をご提案いたします。
5)成分分析はメタボローム分析で定評のある公益財団法人かずさDNA研究所に取次
  ます。
6)分析データをお客様のニーズに合わせてメタボローム専門家が解析して、結果を
  お客様にお返しします。

お試し版メタボローム解析サービス
安価にメタボローム解析を体験していただけるサービスを始めました:
(現時点ではLC-MS基本解析が対象となります)

・1試料のみのメタボローム解析
 お手持ちの試料にどのような成分が含まれているかを知ることができます。
・2試料間のメタボローム解析
 お手持ちの二つの試料間での成分の差を知ることができます。

 本サービスの特徴
・お客様がお探しの成分についてメタボローム解析の専門家が対応します。
・「健康機能性成分を探したい」のような漠然とした内容にも対応いたします。

メタボローム解析受託サービス
公益財団法人かずさDNA研究所が行っているLC-MS基本解析、LC-MS脂質解析、GC-MS解析を取り次ぎます。その際には、メタボローム解析の専門家が対応いたします。お客様のご要望に応じて複雑な解析にも対応いたします(複雑な解析では別途、料金を申し受けますが、その場合は発注をいただく前にご説明いたします)。
メタボローム解析の詳細は、かずさDNA研究所のメタボローム解析サービスをご覧ください。大まかな目安として、“一次代謝物” はGC-MS、“二次代謝物”はLC-MSでそれぞれ検出できます。

メタボローム解析の例
 ・食品や作物に含まれる健康機能性成分の探索
 ・類似した商品間の成分の違いの解析
 ・生体や組織の成分動態の検討
 ・創薬研究のためのバイオマーカーの探索
 ・土壌中の有機物成分の動態解析
 その他に、以下のような専門的な解析も可能です
 ・化学構造が類似した化合物グループの探索
 ・統計解析(主成分分析)で示された化合物の詳細情報の提示
 ・微小ピーク成分の再解析
 ・遺伝子発現と代謝変化の相関解析など

受注実績:東京大学大学院農学研究科様、京都大学大学院農学研究科様、大阪府立大学大学院生命環境科学研究科様など

お問い合わせ
サービスに関してのお問い合わせは、以下の問い合わせフォームにて承ります。




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解説:メタボローム解析
メタボローム解析の専門家に監修していただきました。

*メタボローム解析の利点
 ・多数の成分の情報が同時に得られるので、分析のコストパーフォマンスがいい
 ・複数の試料での成分の違いを数値的に比較できる
 ・試料に含まれる成分の全体像(例えば、代謝経路)などを把握できる

*メタボローム解析のQ&A(LC-MSの場合
Q: 分析できる分子のサイズはどの程度ですか?
A: かずさDNA研究所では高精度質量分析装置LC-MS(Q Exactive)を使用しており、分子量80から1,200ぐらいまで測定できます。

Q: 分析ができない、あるいは、難しい成分はありますか?
A: 極性の高い低分子の成分(アルギニンなど)はLCカラムに保持できないので、分析できません(これらはGC-MSが適しています)。リン酸化合物は分析できない場合が多いです。

Q: 成分の定量は可能ですか?
A: 複数のサンプルの間で、特定の成分が多いか少ないかは判定できます。しかし、厳密な定量性は保証していません。サンプルの濃度を変えた分析を複数回行って、成分ごとの直線性を調べれば、相対的な定量は可能になりますが、メタボローム解析では費用が掛かるのであまり行いません。メタボローム解析によって定量したい成分が特定できれば、従来の定量分析方法で定量することが一般的に行われています。

Q: 成分Aと成分Bのどちらが多いかを知ることはできますか?
A: 異なる成分のどちらが多いかは判定できません(質量分析では、成分をイオン化して測定しますが、イオン化の程度が成分によって異なるので、種類が異なる成分の多少の比較はできません)。

Q: 何種類ぐらいの成分が検出できますか?
A: 食品成分だと数千種類の成分を検出することが出来ます。しかし、クロマトグラフィーの条件(使うカラムの種類、溶媒の種類など)を変えた分析は行わないので、成分によっては、その条件下では検出されない場合があります。

Q: 個々の成分を同定することはできますか?
A: 質量分析だけでは、個々の成分を同定することはできません。ただし、知りたい成分に関しての標準化合物が入手できる場合は、同定が可能です。かずさDNA研究所では、数百種類の成分に関しては、標準化合物の情報を用いて同定しています。ただし、残りの多くの成分(通常、1000種類前後)は、データベース検索の情報から注釈(アノテーション)をつけているだけです。

Q: 異性体(同じ組成式を持つ異なる化合物)を区別できますか?
A:  MS/MS分析を同時に行っていますので区別できる場合があります。一方、光学異性体などは区別ができません。例えば、自然界に多いL型アミノ酸と稀なD型アミノ酸は区別できません。

Q: 成分の組成式は分かりますか?
A: 精密質量分析で得られるm/z値から組成式を推定することが出来ます。一方、m/z値によっては、可能性のある組成式が複数になる場合があります。例えば、質量値(m/z)が299.123であれば組成式はC11H17O5N5となりますが、305.123ではC13H26O1N1P3, C4H19O5N9S1, C12H23O2N3S2の3種類の可能性があります。

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ご興味のある化合物群に適した解析メニュー選択には、以下をご参照ください。大まかな目安として “一次代謝物” はGC-MS、“二次代謝物”はLC-MSでそれぞれ検出できます。

GC-MS 基本解析

  • アミノ酸
  • 有機酸
  • 糖類
  • 単糖
  • 糖リン酸
  • ヌクレオシド核酸塩基
GC-MS脂肪酸解析
  • 脂肪酸(C4~C31程度)
  • 飽和脂肪酸
  • トランス型脂肪酸
  • シス型脂肪酸

LC-MS 基本解析

  • ペプチド
  • フラボノイド・ポリフェノール類
  • アルカロイド
LC-MS脂質解析
  • 単純脂質・複合脂質
  • グリセロ脂質
  • リン脂質
  • 糖脂質
  • スフィンゴ脂質

GC-MS 受託解析

10,000 u/secの高速スキャンと高感度測定を兼ね備えた四重極型質量分析計GCMS-QP2010Ultra(SHIMADZU)から得られる定量性の高い分析データと徹底したスペクトルデータの精査により、高精度なターゲット解析を実現しました。これに加え、ターゲット化合物以外の化合物も含む全ての検出ピークに対して主成分分析を行い、化合物含有プロファイルをもとにしたサンプル間比較結果もご報告致します。
対象とする化合物の極性に応じ、アミノ酸・糖・有機酸などを主な対象とした「基本解析」と、脂肪酸を対象とした「脂肪酸解析」の2種の解析メニューをご用意しております。

設備のイメージ

ターゲット解析結果のグラフターゲット解析結果(保持時間、ピーク面積、Similarity等)

解析補助ツールのグラフ解析補助ツールのグラフ解析補助ツール(主成分分析、TIC表示)

基本解析脂肪酸解析
対象化合物中~高極性化合物
(m/z:45~600)
遊離の脂肪酸
(m/z:45~500)
化合物データベース
ライブラリー照合
代謝物TMS化データベース
(SHIMADZU)
代謝物ME化データベース
(SHIMADZU)
統計解析t検定/主成分分析t検定/主成分分析
解析ソフトウェアAnalyzerPro(Spectral Works)
FragmentAlign(弊所オリジナル)
AnalyzerPro(Spectral Works)
FragmentAlign(弊所オリジナル)
特徴生体高分子の遊離モノマー
(核酸・アミノ酸・糖など)の分離・検出に
優れています
飽和・不飽和、cis・transに関わらず、
炭素数4~31程度の遊離の脂肪酸の分離
検出に優れています
納期サンプル受領後1ヶ月(目安)サンプル受領後1ヶ月(目安)

LC-MS 受託解析

高分解能質量分析装置 Q Exactive(Thermo FisherScientific)を活用し、LC-MS分析によって検出されたピークを網羅的に検出、サンプル間の成分変動の比較によるメタボローム解析が可能なデータをご提供いたします。また、理論精密質量データベースや脂質解析専用のソフトウェアを活用し、検出されたピークの分子種の推定に役立つデータ解析も実施いたします。
LC-MSによるメタボローム解析のファーストチョイスとしての「基本解析」、脂質を標的としてより詳細なピーク同定が可能な「脂質解析」の2種類の解析メニューをご用意しております。

設備のイメージ

LC-MSクロマトグラムのグラフLC-MSクロマトグラム

ピークリストのグラフピークリスト

強度マトリックスのグラフ強度マトリックス

MS/MSスペクトルのグラフMS/MSスペクトル

主成分分析のグラフ主成分分析

基本解析脂質解析
対象化合物中~高極性化合物
(m/z:80~1200)
単純脂質・複合脂質
(m/z:80~1200)
化合物推定既知代謝物の理論精密質量データベース*1
検索標準物質の実測データとの照合
既知代謝物の理論精密質量データベース*1
検索脂質同定ソフトウェア
Lipid Search(三井情報株式会社)
統計解析主成分分析
(サンプル内容によりt-検定も実施可能)
主成分分析
(サンプル内容によりt-検定も実施可能)
解析ソフトウェア PowerGet(弊所オリジナル)PowerGet (弊所オリジナル)
Lipid Search (三井情報株式会社)
特徴ポリフェノールなど植物などの
二次代謝物の検出に適しています。
また、一般的な水・アセトニトリルグラジエントで
分離可能な代謝物、合成化合物の分析にも
適用可能です
高脂溶性物質の分離・検出に適しています。
Lipid SearchによってMS/MSスペクトルの
開裂パターンを解析することで、
既知脂質から未知脂質までの構造推定が
可能です
納期サンプル受領後1ヶ月(目安)サンプル受領後1ヶ月(目安)

*1 KNApSAcK、HMDB等、複数のWebデータベースに照合した結果をご報告致します。

お問い合わせCONTACT

ご質問やご相談を承ります。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

TEL:075-313-0014(平日 9:00〜17:00)

お問い合わせはこちら

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